STAX SRM-007tA | 727Aドライバー・ユニット(STAX SRM-007tA | 727A earspeaker driver units)

STAX SRM-007tA

STAXのSRM-007tAは、STAXのイヤースピーカーと駆動するドライバーユニットの最高級品になります。
このSRM-007tAは、STAXのイヤースピーカーの音質を最高に引き上げる為に考えられたドライバーユニットです。

 

視聴した時の心地良さを重視して、出力段に真空管を使用ているのが、SRM-007tAの最大の特徴です。

 

どのよな機材でも真空管を使用するだけでは、音質を上げることは出来ません。
しかし、真空管を上手に使うと、特に中高域がオープンになり、ボーカルの声や楽器の音がツヤがでてたいへん映えてきます。、
その音がたいへん暖かく心地よい音になります。

 

真空管が凄いところは、ディジタル時代の今でもプロのレコーディングの世界で、骨董品ともいえるノイマン製の真空管コンデンサーマイクU-67を求める人が多い状況です。 恐らくほとんどのプロは、U-67を持っていれば必ずレコーディングに使用することでしょう。
また、ギター用のアンプでも最高級品は、今でも真空管を使用しています。

 

一般に真空管は、滑らかで暖かい音質と言われています。 その特性を利用してオーディオアンプなどに使用されています。
オーディオの真空管アンプは、ナローな感じがあるものの、低音が柔らかく暖かい音質だと言うことで、そのような真空管の癖のようなものが一部のオーディオ・ファンからたいへん評価されてります。

 

しかし、本当の意味での真空管の魅力ではありません。
真空管は上手に使用すると、全体に音が引き締まり、高音までスッキリと伸びて見通しの良い音になます。それでいて中高音域がオープンで抜けの良い暖かい音質になり解像度も高い音質になります。
真空管は理想的な素子のように見えますが、オーディオアンプのような癖のないレスポンスで高出力が必要なものを製作するのは出来ないことではないと思いますが、たいへん難しい課題です。

 

STAXのイヤースピーカーを駆動させるには普通のヘッドホンアンプより遥かに出力がいりますが、オーディオアンプような出力はいりません。
STAXのSRM-007tAは、この良い真空管の特性をうまく利用して製作されています。

 

音質は、真空管の良いところをうまく引き出しています。
低音から高音まで滑らかで、中高音がオープンでボーカルにツヤがのります。解像度も悪くありません。
その中高音のツヤがたいへん美しく繊細です。
SRM-007tAは、STAXのイヤースピーカーの音質をよくするというより、イヤースピーカーの音をより魅力してくれます。

 

これらは、ドライバーユニットSRM-007tAの特徴ですが、イヤースピーカーの組み合わせで音質が下がることはありませんが音の感じが変わります。


ご購入は

STAX SRM-727A

STAXのSRM-727AはSTAXのイヤースピーカーと駆動するドライバーユニットSRM-007tAに次にくる高級品になります。
SRM-727AはSRM-007tAより少し価格が安くなりますが、グレードによる差はありません。

 

SRM-727AとSRM-007tAは、音に対しての考えかたが違い、どちらもSTAXのイヤースピーカーを最高の音質で楽しむ為のものです。
SRM-007tAの真空管アンプに対し、こちらのSRM-727Aは出力段無帰還(NON-NFB)というアンプを採用しています。

 

この出力段無帰還(NON-NFB)アンプ、ノン・ネガティブフィードバック・アンプというもので、非常にダイレクトな音質を楽しめるアンプです。
しかし、ひずみが多くなるなどの理由で、普通のメーカーは採用したがりません。 しかし、STAXが採用していると言うことは、この会社がたいへんユニークで音に対して挑戦的な会社であると伺えます。

 

SRM-727Aの音質はクッキリすっきりしてダイレクトな音で、見通しのある解像度のある音質です。
暖かい音質の真空管式のSRM-007tAとは、異なる魅力があります。

 

これらは、ドライバーユニットSRM-727Aの特徴ですが、イヤースピーカーの組み合わせで音質が下がることはありませんが音の感じが変わります。

 

暖かい音とボーカルにツヤを求める人は、真空管方式のドライバーユニットSRM-007tA
音楽をよりダイレクトに高解像度でスッキリ聴きたい人は、出力段無帰還(NON-NFB)のドライバーユニットSRM-727Aの選択になると思います。


ご購入は

スポンサードリンク

スポンサードリンク

   

スポンサードリンク

STAX SRM-007tA | 727A関連ページ

STAX(スタックス)について
STAX(スタックス)のイヤースピーカー の求める理由の解説です。

ヘッドホンではなくSTAXのイヤースピーカーを選ぶ理由等、STAXのイヤースピーカーの音質・性能・魅力を解説します。

SR-009 | SR-007A
STAX SR-009 | SR-007Aイヤースピーカー の解説です。

STAX SR-009 | SR-007Aイヤースピーカー の特徴・性能の解説いたします。

STAX SR-507 | 407 | 307
STAX SR-507 | 407 | 307イヤースピーカー の解説です。

STAX SR-507 | 407 | 307イヤースピーカー の特徴・性能の解説いたします。

SRS-4170 | 3170 | 2170
STAX SRS-4170 | 3170 | 2170イヤースピーカー ・システムの解説です。

STAX SRS-4170 | 3170 | 2170イヤースピーカー ・システムの特徴・性能の解説いたします。

STAX SRS-002 | 005MK2
STAX SRS-002 | 005MK2イヤースピーカー ・システムの解説です。

STAX SRS-002 | 005MK2イヤースピーカー ・システムの特徴・性能の解説いたします。

STAX SRM-006tS | 323S
STAX SRM-006tS | 323Sドライバー・ユニットの解説です。

STAX SRM-006tS | 323Sドライバー・ユニットの特徴・性能の解説いたします。


TOPページ ヘッドホンについて SONY SHURE AKG